介護士として働き始めて5年が経ちました。
振り返ると、仕事に対する考え方も体力面も大きく変わったと思います。
今日は、介護の仕事を始めた頃と今を比べながら感じていることを書いてみたいと思います。
介護の仕事は想像以上に体力勝負だった
私が介護の仕事を始めたのは40代前半でした。
それまで介護の仕事をした経験はなく、「人のお世話をする仕事」というイメージを持っていました。
しかし実際に働き始めると、想像以上に体力が必要な仕事でした。
利用者さんの移乗介助や入浴介助、排泄介助など、一日中身体を動かします。
仕事が終わる頃には足がパンパンにむくみ、筋肉痛になることも珍しくありませんでした。
特に最初の1か月は本当に大変でした。
疲れすぎて家に帰ると何もしたくない日もありました。
そんな時、私は自分にこう言い聞かせていました。
「私は給料をもらいながらジムに通っているんだ」
そう思わないと続けられないくらい、毎日が体力との戦いでした。
最初の3か月は覚えることも多かった
体力面だけではありません。
介護の仕事は覚えることもたくさんあります。
利用者さんの名前や性格、介助方法、記録の書き方、施設のルールなど、新人の頃は頭の中が常にいっぱいでした。
体は疲れるし、覚えることも多い。
正直、研修期間だった最初の3か月はかなり大変だったと思います。
それでも少しずつ仕事に慣れ、利用者さんとの関係もできてくると、気持ちに余裕が出てきました。
慣れた頃に始まった夜勤
3か月ほど経ってようやく仕事に慣れてきた頃、今度は夜勤が始まりました。
夜勤は昼間の勤務とはまた違った大変さがあります。
もちろん体力も必要ですが、それ以上に眠気との戦いでした。
夜勤を始めたばかりの頃は緊張してしまい、仮眠時間になってもなかなか眠れませんでした。
「コールが鳴ったらどうしよう」
「何かあったら対応できるだろうか」
そんなことを考えているうちに仮眠時間が終わってしまうこともありました。
今では夜勤にも慣れましたが、当時は本当に必死だったことを覚えています。
40代後半になって感じる体力の変化
介護の仕事を始めた頃は40代前半でした。
当時も疲れていましたが、一晩しっかり寝ればある程度回復できていたように思います。
しかし40代後半になった今は、疲れの取れ方が以前とは違うと感じます。
特に夜勤の後は筋肉痛や疲労感が長引くことが増えました。
若い頃のように無理をしても、回復に時間がかかります。
年齢とともに体力が変化するのは自然なことですが、それを実感する機会が増えました。
長く働くために勉強していること
私はこれからも介護の仕事を続けていきたいと思っています。
だからこそ最近は、「頑張ること」よりも「長く続けること」を意識するようになりました。
疲れが取れやすい食事はどんなものか。
筋肉や関節に負担をかけないストレッチはどうすればいいのか。
そんなことを知りたくて、図書館で本を借りて勉強しています。
介護技術の勉強も大切ですが、自分の体を守る知識も同じくらい大切だと思うようになりました。
おわりに
介護の仕事は決して楽な仕事ではありません。
体力も必要ですし、覚えることもたくさんあります。
でも利用者さんから「ありがとう」と言われたり、できなかったことができるようになったりすると、大きなやりがいを感じます。
介護士5年目になった今、若い頃のような体力はないかもしれません。
その代わり、経験から学んだことや、自分のペースで働く大切さがわかるようになりました。
これから介護の仕事を目指す方には、「最初は大変でも少しずつ慣れるので大丈夫」と伝えたいです。
そして今働いている介護職の皆さんとは、「無理をしすぎず、長く続けていきましょう」とお伝えしたいと思います。
体力だけではなく、日本語にも苦労した
介護の仕事を始めた頃、体力面と同じくらい苦労したのが日本語でした。
利用者さんとの会話はもちろんですが、特に難しかったのが記録と申し送りです。
利用者さんにはできるだけ敬語で話そうと心がけています。
しかし忙しくなったり、とっさに声をかけたりする場面では、気づくとタメ口のような話し方になってしまうこともあります。
そのたびに「もっと丁寧に話せるようになりたい」と思います。
また、記録を書くことも今でも簡単ではありません。
介護士として5年働いていますが、記録を書く時は先輩たちが書いた文章を見本にすることがあります。
どんな言葉を使えば伝わりやすいのか。
どのように書けば専門的な記録になるのか。
今でも勉強の毎日です。
介護の仕事は利用者さんへのケアだけではなく、正確な記録や職員同士の情報共有も大切な仕事だと感じています。
5年経った今でも学ぶことはたくさんありますが、それも介護の仕事の奥深さなのかもしれません。
