今日は、私が介護士になろうと決意した理由を書いてみようと思います。
正直に言うと、私の人生は順風満帆ではありませんでした。
旦那はバツイチの再婚。前の奥さんとの間にお子さんが二人いて、結婚後も毎月6万円の養育費を支払っていました。それでも私は、「家族として一緒に頑張れば大丈夫」と信じていました。
結婚7年目、私たちの間に女の子を授かりました。
とても嬉しかった。やっと自分の家庭ができたと思いました。
けれどその頃から、旦那の仕事はうまくいかなくなっていました。
経営していた町工場が倒産。
ちょうどそのタイミングで妊娠が発覚しました。
私はバイトしていた飲食店を辞めることに。
これからどうなるのか不安でしたが、「家族で乗り越えよう」と思っていました。
でも現実は違いました。
旦那はなかなか仕事を探そうとせず、家で過ごす時間が増え、ケンカが絶えない毎日。
生活も気持ちも、どんどん苦しくなっていきました。
そして子どもが生まれて半年後。
二ヶ月だけ就職した旦那から、突然の「離婚」の申し出。
「こんな大変な時に、逃げるんだ」
その瞬間、私は決めました。
この人に人生を預けてはいけない。
私は離婚を選びました。
子どもを連れて一度中国へ帰国。
それから、将来を真剣に考えました。
私はどう生きていくのか。
娘にどんな背中を見せたいのか。
答えはひとつでした。
「安定した仕事を持つこと」
子どもと日本で安心して暮らすために。
未経験okで、景気に左右されにくく、これからもニーズがあり、無職になる心配が少ない仕事。
それが介護でした。
正直に言えば、最初から「やりがい」や「使命感」があったわけではありません。
まずは「生活の安定」が一番の理由でした。
でも、勉強を始め、現場を知るうちに気持ちは変わっていきました。
人の人生の最終章に寄り添う仕事。
誰かの「ありがとう」が、こんなにも心に残る仕事。
今では、「あの時の決断は間違っていなかった」と思えます。
私は強い人間ではありません。
不安で眠れない夜もありました。
何度も「どうしてこんな人生なんだろう」と思いました。
でも、逃げなかった。
自分の足で立つと決めた。
介護士という道は、私にとって“再出発”でした。
これからも大変なことはあると思います。
それでも、娘と一緒に笑って暮らせる未来のために。
私は今日も前を向いて進みます。
同じように悩んでいる人へ。
人生は、何度でもやり直せます。
どん底は、再スタートの場所かもしれません。


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